菊池仁達容疑者は難病患者支援の会の理事長ですが、臓器売買の斡旋(あっせん)をした疑いで逮捕されました。
理事長を務めていた難病患者支援の会の評判についても調べています。
難病患者支援の会のホームページでは菊池充さんが理事長となっていましたが、菊池仁達容疑者と菊池充さんは別人です。
Facebookでは庭付きの豪邸で犬と暮らす写真や顔画像がアップされていました。
Facebookのプロフィールでは、職業は家事手伝いと書いてありました。
NPO法人は非営利活動法人ですが、菊池仁達容疑者は移植費用の名目で3300万円を受け取っていました。
追記:6月に厚生労働省は海外に渡航して臓器移植を受けた後に国内の医療機関に通院している患者が3月末時点で543人、そのうちの25人は4つの仲介団体が関与していたと明らかにしました。
菊池仁達容疑者は難病患者支援の会の理事長「菊池充は別人」
菊池仁達容疑者は難病患者支援の会の理事長でした。
難病患者支援の会は神奈川県横浜市にある、NPOの特定非営利活動法人です。
NPO団体(非営利団体)とは、営利を目的としない組織の事を指します。
一般的な会社は売上の利益を役員や従業員の給料、株主に利益を分配しますが、NPO法人は利益を次の活動資金とします。
2018年9月の難病患者支援の会の理事長挨拶を調べると、菊池充と書いてありました。
今回逮捕された菊池仁達とは別の名前ですが、活動する時は菊池充と名乗っていたのでしょうか。
さらに調べていくと、設立・事業報告用の社員名簿がネット上にアップされていました。
その中には、菊池充さんとは別に菊池仁達容疑者の名前が並んでいたことから、別人であることが分かります。
※右側は社内情報なのか黒く塗りつぶされていました。
難病患者支援の会の役員名簿を見てみると、理事は1人ではなく6人もいたことが明らかになりました。
さらに調べると、2021年1月には逢坂守恭さんという別の方が理事長に就任されており、その後に菊池仁達容疑者が理事長に就任したと思われます。
難病患者支援の会の社員名簿では、菊池の苗字が3人、和賀さんの苗字も2人いました。
家族単位でNPO難病患者支援の会の活動は運営されていたのでしょうか。
菊池仁達は難病患者支援の会の評判「去年の8月にも疑惑が出ていた」
菊池仁達容疑者の難病患者支援の会の評判について調べてみると、去年の8月にも「臓器売買の疑惑」として記事が書かれていました。
患者には口止めとしてドナーは書類では死体とされていました。
難病患者支援の会は、内閣府のNPOのホームページ一覧にも掲載されていました。
菊池仁達のFacebook「庭付きの豪邸の自宅と顔画像」
菊池仁達容疑者のFacebookを調べてみると、犬が大好きだったことがプロフィールに書いてありました。
職業は「家事手伝い」とされており、理事長であるNPO活動は時々としてメインではなく副業のように書かれていました。
確かにNPO活動は非営利活動法人なため、あくまでお金を稼ぐことを目的とした団体ではありません。
さらに投稿を見てみると、菊池仁達容疑者の自宅の写真がアップされていました。
庭付きの豪邸で、犬二匹が庭を元気に走り回っていました。
「もう30年経ちました」と添えられており、自宅を建ててから築30年を指していると思われます。
菊池仁達のFacebookのプロフィールでも「31年前バブル時代に建てた古い家」と書かれていました。
菊池仁達を臓器売買の斡旋した疑いで逮捕「職業は家事手伝としていた」
菊池仁達容疑者は臓器売買の斡旋した疑いで逮捕されました。
菊池仁達容疑者は逮捕される5日前に「臓器売買の斡旋行為はしたことがない」と否定していました。
「世界各国へ連絡を取り、日本人を受け入れていただける病院に打診をするのが私たちの活動」と語っていました。
この説明がそもそも臓器売買の斡旋にも聞こえ、報道でも「事実上の臓器あっせんとも解釈出来る行為だった」とされていました。
菊池仁達容疑者のNPOは非営利団体なので、「お金を稼ぐ」という営利を本来は目的をしない団体のはずですが、移植費用の名目として3300万円を受け取っていました。
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