京都府亀岡市の保津川下りの船の転覆事故で死亡した関雅有さんの顔画像が報じられました。
救命胴衣(ライフジャケット)を身に着けてはいたものの膨らんでいない状態で発見されました。
父親も2015年に同様の事故で死亡していたことも明らかになりました。
田中三郎さんのFacebookは?「面倒くさくても訓練は大切」保津川下り転覆事故
関雅有さんの顔画像が報じられる「信頼された若手の船頭だった」
京都府亀岡市の保津川下りの船の転覆事故で死亡した関雅有さんの顔画像が報じられました。
追記:田中三郎さんの顔画像も報じられ、後輩にも愛される性格の良い人だったと明かされました。
田中三郎さんの顔画像「面倒くさくても訓練は大切」保津川下り転覆事故
転覆事故の記者会見を行った豊田代表理事によると、関雅有さんは「活発な働き者で、若手の中でもキャリアが長く信頼できる船頭だった」と言われていました。
関雅有さんが保津川下り転覆事故で死亡「救命胴衣が膨らまず」
関雅有さんは京都府亀岡市の保津川下りの船の転覆事故で死亡しました。
転覆した船には船頭4人と乗客25人が乗っていました。
乗客25人は全員救助されたと報道されました。
救命胴衣(ライフジャケット)を身に着けてはいたものの膨らんでいない状態で発見されました。
船頭4人と乗客25人は全員ライフジャケットを身に着けていたと報道されています。
ライフジャケットは今回のような海難事故防止の観点から、去年の2022年2月から着用が義務化されています。
そしてライフジャケットには、自動と手動があるようです。
手動だと気を失ったりパニックに陥った際にライフジャケットがうまく作用しない可能性があるため、自動が良いとされています。
手動のメリットとしては、自動の救命胴衣より安く、雨や水しぶきの誤作動の心配がないこと(最近の物は改善されている)だと言われています。
自動式は使い捨てのセンサー(スプール)が水を感知するとばねの力でボンベに穴を開け開く仕組みになっています。
一方で手動式はライフジャケットに付いている紐を引っ張るとボンベに穴を開けて膨張する仕組みです。
追記:関雅有さんらが着用していた救命胴衣は手動タイプだったと報じられました。
事故の原因となったのは、船の最後部で舵(かじ)取りをしていた船頭が舵を空振りする「空かじ」が原因で水中に転落したとされています。
その後に岩に船が衝突し転覆したと報じられました。
事故後の10分後に後続の船が現場に来たものの、消防に通報されたのはさらに20分後の事故が起きてから30分後でした。
関雅有さんの父親も同様の事故死していた「8年前の2015年に発生」
新たに関雅有さんの父親も2015年に保津川下りで起きた事故で死亡していたことも明らかになりました。
2015年8月に、船から転落して死亡したとされています。
当時のニュース記事では、当時58歳で保津川遊船企業組合の船長で父親だった関斉利(まさかつ)さんが川に転落し、別の乗船員が救助し病院に搬送されたものの死亡が確認されました。
今回の事故のように船自体は転覆せず、父親の関斉利さんだけが転落し死亡してしまったようです。
川の流れは緩やかだったものの、関斉利さんは当時ライフジャケット(救命胴衣)は着ていなかったとされています。
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