沖縄県警の警察官が1月27日の未明に、沖縄市宮里の住宅街の路地を走るバイクに乗った高校生を、警棒で右目の眼球を破裂させた事件で、9か月経って書類送検されることになりました。
警察官が誰なのかについて詳しく調査しました。
また2006年に警察官の受傷事故防止で、警棒がグレードアップされていたことも紹介しています。
小林徳之容疑者は警察庁公安部の巡査部長「警察官の経験を活かした犯行か」
沖縄県警による高校生を右目失明させた事件「9か月経っての書類送検」
沖縄県警の警察官が1月27日の未明に、沖縄市宮里の住宅街の路地を走るバイクに乗った高校生を警棒で右目の眼球を破裂させた疑いが持たれています。
警察官は警棒を振り回すことなく、持ったまま腕を伸ばしたと言っていますが、男子高校生は警棒で殴られたと言っていて意見が食い違っています。
9か月経ってではありますが、書類送検される流れとなりました。
今回の事件に対して、どちらが悪いのか意見が割れています。
高校生の右目失明させたことに対して、殺人未遂であって警察官が書類送検のみに留まったのは甘くおかしい対応だとする意見もありました。
その一方で、そもそも高校生が逃げようとしたのが原因で自業自得だとするコメントもありました。
高校生が逃げなければ沖縄県警の警察官に警棒で叩かれることもなければ、右目失明に至ることもありませんでした。
交通ルールを守らず、捕まっても逃げようとした高校生に非があるとする意見です。
沖縄県警による警棒で暴行か「2006年に太く重量のある物に強化された」
警察に詳しい方によると、2006年の秋葉原の殺傷事件があった年に「警察官の受傷事故を防ぐため」に 旧53型から65型警棒に更新されたそうです。
警棒が以前より太く重量が増したわけですが、今回のような過剰防衛の形にもつながりました。
場合によっては、女性警察官が自分より力の強い暴漢や刃物を持った犯人とも対峙した際に取り押さえる必要があります。
その分過剰防衛にならないようしっかりと取り扱いについては警察官それぞれが意識を持ってほしいですね。
今回の事件に対して、警棒の扱いにはネット上では賛否がありました。
職務を執行した結果として不幸な結果を招いたわけですが、警察官はあくまで職務に基づいた行動を取ったと解釈する意見もありました。
理由がどうあれ、片目失明したら生活がとても不自由になりますよね。
片目を失明した場合は障害者手帳はもらえませんが、障害手当金の対象にはなるそうです。
軽度な障害というのは少しドライな表現にも取れますが、確かに片目見えているので両目全く何も見えないわけではありません。
両目失明した場合は障害者の1級に認定され、障害年金が支給されます。
沖縄県警の失明させた警察官は誰か「沖縄署地域課の若手警察官」
沖縄市の路上で今年1月にバイクに乗った男子高校生を右目球破裂させた警察官が誰なのか公表されていません。
現在報道されている情報は、
- 県警捜査1課
- 事件当時29歳
- 沖縄署地域課
続報が入り次第、随時この項目は追記更新しています。
バイクで取り締まりから逃げようとして、警棒で警察官が制止する際に右目失明したことで、どちらが悪いかでは意見が様々ありますが、警察では警察官が「故意に接触した」として警察官の責任であるとしました。
しかし事故現場の1対1の防犯カメラがなく、証拠が乏しい状況での立証が難しい状況です。
ネット上では、高校生は無免許のノーヘルで暴走行為をしていたという意見がありますが、これはデマである可能性が高いそうです。
被害者の周りの人による援護や憶測でのコメントにより、情報がたくさんある一方で嘘の情報も混じっているため、報道など信頼できる情報源かどうかも大切になってきそうです。
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