2歳の女児、渕上惺愛（ふちがみせいら）ちゃんが、岸和田市尾生町5丁目の岸和田市立桜台保育所に通うはずが、渕上惺愛ちゃんの父親の不注意で車内に9時間置き去りにされ、死亡しました。
※9時間車内に放置され保育所の駐車場で発見されましたが、9時間のうちのほとんどは保育所ではなく自宅の駐車場に駐車していました。
33歳の岸和田市岸の丘町に住む渕上惺愛ちゃんの父親の名前や会社はどこなのか、そして顔画像についても調査を行いました。
父親は一体何をしていて、そして逮捕はされないのでしょうか。
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渕上惺愛ちゃんの父親は顔画像を公開されていません。
車内放置でしたが、逮捕はされないのでしょうか。
保育所や保育園での送迎バスでの置き去り事件は過去にも起こっていますが、今回は両親の車での置き去りでした。
2021年7月に福岡県の保育園で5歳の男児が9時間送迎バスに置き去りにされ、熱中症で死亡した事故では、当時の園長らに執行猶予付きの有罪判決がされました。
園長に禁固2年、送迎バスの園児の昇り降り担当をしていた保育士は禁固1年6か月となりました。
遺族は執行猶予がついて軽くて納得出来ないと話していましたが、今回の事件は両親だから無罪なのでしょうか。
現在報道で明らかになっている渕上惺愛ちゃんの父親の情報は以下の通りです。
- 年齢は33歳
- 苗字は渕上（ふちがみ）
- 5人家族で、妻・長女（4歳）・次女（2歳）・三女（1歳）
- 自宅は岸和田市岸の丘町にある一軒家
- 通っていた岸和田市立桜台保育所まではおよそ4㎞の距離
自宅と保育所の距離は、およそ3.9kmで車で7分の距離にあります。
徒歩では53分かかります。
渕上惺愛ちゃんが父親を含めた5人で住んでいた自宅の映像が報道されました。
左右前後住宅が建っている、住宅街に建つ2階建ての一軒家でした。
自宅の前には警察官が立ち、パトカーも止まっています。
家の中も捜査したのでしょうか。
自宅のそばにある庭を駐車場として利用していて、車は当時この庭に駐車していたとのことです。
家がすぐそばにあったので、渕上惺愛ちゃんは「父親は何か物を取りに行っただけで、すぐ戻ってくるだろう」と思っていたかもしれません。
渕上惺愛ちゃんの父親は自宅でテレワークをしていたそうです。
母親は仕事に出ていたそうです。
※普段は母親が送迎していて、事件があった日は母親が仕事で父親が代理で対応したようです。
追記：渕上惺愛ちゃんの父親は、自宅に戻ってからのテレワークは夕方に家を出るまでしていたそうです。
渕上という苗字と岸和田という住所を元に関連のある人物は何名かいました。
- インテリア内装業
- 病院のリハビリテーション部の部長
- 建設業
- 左官工事
- スタイリスト（女性なので可能性は母親）
マンションではなく一軒家に住んでいるので、ある程度の年収があるかとも予想されますが、夫婦共働きなので、父親だけが年収が高いというわけでもない可能性があります。
事件が起きた原因ですが、本来は保育所に渕上惺愛ちゃんを保育所に寄って預ける予定だったはずが、父親は保育所に寄らずに帰宅してしまいました。
そして午後5時過ぎになり、渕上惺愛ちゃんは車内にいたものの保育所に預けていると思いこみ、保育所に迎えに行きました。
渕上惺愛ちゃんは車内に午前8時～午後5時過ぎの約9時間いたことになります。
父親は一体この9時間何をしていたのでしょうか。
渕上惺愛ちゃんの家族は3人姉妹で父親と母親の5人家族でした。
一戸建てに住んでいて、駐車場は屋外にあったそうです。
渕上惺愛ちゃんはチャイルドシートに座っていたようで、チャイルドシートで固定されていたため身動きも取れない状態だったのではないでしょうか。
追記：後部座席の窓はスモーク加工されていたそうです。
外から中の様子が見えにくくなっているため、車の前を通った人も渕上惺愛ちゃんの事が見えていなかった可能性もあります。
追記：渕上惺愛ちゃんは司法解剖の結果、午後4時ごろに死亡していて死因は熱中症だったとのことです。
あと2時間早ければ渕上惺愛ちゃんの命が助かっただけに、保育園からの電話もしくは父親が車に戻ってきていれば結果は変わっていましたね。（11月14日16時50分更新）
渕上惺愛ちゃんの唇は乾燥していて、脱水症状が現れていました。
車の後部座席とのことでしたが、2列目ではなくさらに後ろの3列目でした。
警察は父親を重過失致死の疑いを視野に捜査を続けています。
故意に人を殺すと殺人罪ですが、今回は過失によって人を死なせてしまったので過失致死罪となります。
「過失致死罪」と「重過失致死罪」がありますが、今回は過失致死罪より重い重過失致死罪とのことです。
重過失致死傷罪は、重大な過失により人を死傷させる犯罪のことです。
5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金です。
過失致死罪なら50万円以下の罰金です。
過去の重過失致死罪の判例には、女子大生がスマホをいじりながら、電動式自転車を運転し、歩行中の77歳の女性に衝突し転倒し頭蓋骨を骨折して2日後に死亡した事件があります。
スマホを見ながら自転車や車を運転している人はたまに見かけることがありますが、こういった危険性もあるのでやめてほしいですね。
熱中症で死亡したとのことですが、今回のような車内熱中症で亡くなる事故は2020年から5件発生していました。
5月～7月の夏場が多く、3歳未満の死亡が多発していました。
今回の渕上せいらちゃんの父親のような「車に子供を残したまま車を離れたことがある」という人は3割もいたという調査もありました。
5分以内という短時間が66％でしたが、15分以上という人も7％いたそうです。
ただ今回のような9時間も車に残したというのは、ごく少数だったのではないでしょうか。
アメリカ国内の調査データでは、「子供が車内熱中症」で死亡する事故の要因は半分以上が今回の渕上惺愛ちゃんの父親のような「子供の存在を忘れていた」です。
次いで「子供が自ら内側から鍵をかけた」が原因で死亡する事故も全体の1/4を占めているそうです。
「意図的に子供を車内に置き去る」というのは非常に悪質で論外ですが、アメリカではありますが15％も発生していました。
子供を保育所に送り届けるというのが習慣になってくると、大事なことでもその大事さが薄れがちです。
たとえば、家の鍵をかけたかどうかというのは非常に大切ですが、家を出てしばらくしてから「あれ、今日鍵かけたっけ？」となった経験がある方もいるのではないでしょうか。
渕上惺愛ちゃんの父親が車内に置き去り「約9時間放置」
11月12日午後5時40分ごろに、2歳の女児、渕上惺愛（ふちがみせいら）ちゃんが約9時間車内に置き去りにされ、死亡しました。
渕上惺愛ちゃんの父親は午前8時に車で長女と三女を保育園に預けた後に、渕上惺愛ちゃんを別の保育園に預けるはずが、車に乗せたまま帰宅したそうです。
午後5時過ぎに保育園から「渕上惺愛ちゃんが来ていない」と連絡があり、車を確認して置き去り事故が発覚しました。
午前8時から午後5時なので、約9時間ほど経っていたことになります。
外傷はなかったとのことですが、11月で気温はそこまで高くなかったとは思われますが、死因は熱中症でしょうか。
父親は「預けたつもりだった」と非常に無責任です。
渕上惺愛ちゃんが乗っていたと見られる車が報道されています。
黒のワンボックスカーでしょうか。
渕上惺愛ちゃんの自宅は、岸和田市の山手の新興住宅街だそうです。
開発されて2～3年で、近隣住民との地域交流も希薄でした。
事件当日の岸和田市の11月12日の天気は終日晴れでした。
最高気温24度、最低気温13.2度でしたが、この気温でも熱中症になるものなのでしょうか。
28度を超えると熱中症の厳重警戒となります。
しかし他にも車内であることなど考慮すべき条件がたくさんあります。
熱中症には環境や身体、行動など様々な要因が考えられます。
今回の渕上せいらちゃんに当てはまるのはいくつかあります。
- 締め切った室内（車内）
- 風が弱い（車内）
- 日差しが強い（日中）
- エアコンがない（父親は誰も乗っていないと思っていたためもちろんつけていない）
- 乳幼児（2歳）
- 低栄養状態、脱水状態（9時間飲食していない）
これらの要因が複合的に重なって、渕上せいらちゃんは熱中症を発症してしまったのでしょうか。
熱中症になると様々な症状が出ます。
- めまい
- 脱力感
- 頭痛
- 吐き気や嘔吐
- 体温が40度を超えることもある
これらの症状が出てくると身動きを取るのがさらに大変になり、大きな声を出し助けを呼ぶのも困難になっていたのではないでしょうか。
熱中症で命を落とすことがなくとも、後遺症が残る可能性があります。
脳などの中枢神経障害を起こすことや頭痛などの症状が長ければ数年も続くことになります。
渕上せいらちゃんのような2歳は成長が著しい時期です。
その大事な数年をこういった障害を抱えてしまうと成長にも大きく影響してしまう危険性があります。
警察は自宅を調べ、これまでの虐待の形跡がないか調査しました。
しかし渕上惺愛ちゃんの父親が虐待をしていたという痕跡はなく、渕上惺愛ちゃんを置き去りにしたのはわざとではないと判断しているもようとのことです。
渕上惺愛ちゃんの通っていた岸和田市尾生町の保育所は？「岸和田市立桜台保育所」
渕上惺愛（せいら）ちゃんが約9時間もの間車内に置き去りにされ、死亡しました。
※死亡が確認されたのは保育所の駐車場でしたが、9時間のほとんどは自宅の駐車場に駐車していました。
渕上惺愛ちゃんの通っていた岸和田市尾生町5丁目の保育所の名前は、岸和田市立桜台保育所です。
岸和田市立桜台保育所は2007年4月に設立された保育所で、15年運営されていました。
0歳～5歳を預かっていて、預かりの時間は8時半～16時半（土曜日は8:30～12:00）です。
岸和田市立桜台保育所の保育目標は、「新進ともに健やかに、思いやりを持って育ってほしい」でした。
今回の父親の行動は思いやりが全くありません。
岸和田市立桜台保育所の口コミを見てみると、「子供がいつも楽しそうに行っている」とのことでした。
渕上惺愛ちゃんも保育所は好きだったのでしょうか。
追記：追加報道があり、保育所が保護者に連絡していなかったことが明らかになりました。
保育所では保護者に電話連絡する決まりになっていましたが、「連絡を失念した」とのことでした。
今回の事故に対して、保育所や保護者など様々な原因が考えられますが、誰の責任が問われることになるのでしょうか。
渕上惺愛ちゃんは3姉妹でした。
3人とも同じ保育園であれば、渕上惺愛ちゃんの父親も誰かを預け忘れることはなかったでしょう。
「国としても同じ保育園に兄弟姉妹は預けられるようにすべき」という意見もありました。
保育園や保育所に定員があり、今回のような別々の保育園に通う事態になってしまったと予想出来ますが、何か国としても対策は出来ないのでしょうか。
渕上惺愛ちゃんの事故を受けて大阪府は11月15日に、保育所に対して「欠席確認の徹底」を指示しました。
しかしある方は、欠席確認の徹底の難しさについて語っていました。
確認を徹底するには、1回の電話で繋がらない場合かけ続ける必要があるわけですが、そうするとその間に来ている子供の安全確認が手薄になり、疎かになってしまいます。
保育所の人員確保や別々の保育園に入れないよう状況改善するなど、行政の仕事もしっかり果たしてほしいと発信されていました。
渕上惺愛ちゃんの父親は話が出来ないほど憔悴「喪失感と自らの責任からか」
渕上惺愛ちゃんの父親は話が出来ないほど憔悴（しょうすい）していて、警察の聞き取りが難航しているようです。
渕上惺愛ちゃんが亡くなってしまった喪失感と自分が原因だという責任感からでしょうか。
過去に起きた3件の車内置き去り事故ですが、3件とも父親でした。
そのうち2件は「仕事で頭がいっぱいだった」とのことでした。
渕上惺愛ちゃんの父親は憔悴して会話出来ない状況で、当時考えていたことなどは聞き取りもまだ進んでおらず、不明です。
そして全員共通して「送ったつもりだった」と供述しています。
車内置き去り死亡事故の3人全員が父親だったことについてTwitterでも様々なツイートがされています。
「母親よりも父親にとって送迎が面倒なやっつけになってる可能性がある」という意見がありました。
渕上惺愛ちゃんの父親は自宅に帰ってテレワークをしていましたが、送迎は面倒だと感じていたのでしょうか。
ある方は「こんなことされたら絶対離婚する」と夫婦関係にも影響を及ぼす事件だとツイートされていました。
もちろんわざとではありませんが、命が失われてしまったのは非常に悲しい大きな出来事です。
岸和田市立桜台保育所の駐車場で置き去り事故「原因は愛情不足か」岸和田市尾生町
一関市のスクールバスで児童置き去りが起きた小学校はどこか「時給1000円で募集」
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