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小野田秀太容疑者のSNSを調査「100km以上のスピード違反の罰則とは」

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小野田秀太(おのだしゅうた)容疑者は会社の役員だった可能性やFacebookのアカウント調査から本人の素性に迫ります。

またルーレット族はなぜオービスで捕まらないのか、また当て逃げをしたのはタイムアタックをしていた可能性や100㎞以上のスピード違反をしたらどうなるかといった疑問についても答えています。

小野田秀太のFacebookやインスタグラムのアカウント

実名で登録されることの多いことから特定もしやすいFacebookからまずはアカウントがあるか調べていきます。

名前を入れて調べてみると、小野田秀太の名前は全国のアカウントを探してもまさかの一件もありませんでした。

小野田太一さんや太郎さん、太陽さんという名前がたくさんあり、名前の画数などでは風水的にそちらの名前が良いのかもしれません。

Facebookのアカウントがないことが分かったので、インスタグラムのアカウント探しに移行します。
ルーレット族であることからも車好きであることは明らかで、車の写真をあげるためにインスタグラムのアカウントを持っている可能性は十分にあります。

実際に検索すると、こちらも一件もないという状況で、こちらはローマ字で登録されていないか再度違う方法で検索を試みます。

やはりFacebookのアカウント同様ありませんでした。
事件を受けて、炎上や批判のメッセージを避けるために削除されてしまったのでしょうか。

小野田秀太容疑者のようなルーレット族と暴走族の関係や違いは?

ルーレット族とは、車を通常よりも高性能に改造したを首都高速道路の環状線をサーキットに見立てて、猛スピードで走行するドライバーのことを指します。

関東地方で使われることの多い用語のようで、関東以外の地域に住んでいる方には聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。

90年代からこのルーレット族という言葉が使われるようになったようですが、その他の地域では、「走り屋」というフレーズで表現されることもあるようです。
関東の走り屋=ルーレット族と表現しても良いのではないでしょうか。

ルーレットという名前の由来には諸説ありますが、「環状線を何度も周回する様子がルーレットに似ているから」というのが有力なようです。

このルーレット族は暴走族とは別の位置付けでそれぞれに関係はありません。
ルーレット族は「スピードを競ったり、特定のルートを走行すること」を目的としていて、車が好きな人で普段は会社員として働いている方がほとんどです。
一方暴走族は「スピードを競うことを目的としておらず、騒音などを出すこと」が特徴としてあげられます。

小野田秀太容疑者のようなルーレット族はなぜオービスで捕まらないのか?変化するルーレット族

小野田秀太容疑者のようなルーレット族の車は通常の私たちが普段乗っている車からさらにスピードを出すためにリミッターカットを行った改造車もあるようです。

通常は時速60㎞、高速道路でも80㎞が法定速度となっています。
10㎞以上法定速度を越えるとスピード違反の取り締まりの対象となりますが、ルーレット族は100㎞以上、場合によっては200㎞を越えるスピードで走行していることもあるようです。

ここで気になるのが、「ルーレット族はオービスに反応して捕まるんじゃないの?」ということです。

オービスは一般的に法定速度を30㎞以上越えると反応するようですが、全てのエリアに設置されているわけではありません。
ルーレット族のグループ内でオービスの位置などは把握されているでしょうし、メンバー内で共有されていると考えてよさそうです。
そのオービスの位置を避けて走行することで、道路に設置されているオービスによる取り締まりの問題はクリアできそうです。
道路に設置されたオービスに捕まるのは、むしろオービスの位置を把握していない一般の人がメインとなっていると考えられます。

ルーレット族の取り締まりは実態としては、設置型のオービスによる取り締まりよりも警察による走行式のオービス車による取り締まりが多いのではないでしょうか。
オービスを積んだ車で首都高などの左車線を走行し、右から抜いてきたルーレット族を取り締まるという手法です。
ハイエースなどが多いようですが、この情報が広まっており、見破られやすいとのことから軽バンなどにシフトする流れもあるようです。

もう一つオービスによるルーレット族が捕まらない大きな原因が、「ルーレット族自体の楽しみ方が変わったこと」です。
90年代のルーレット族は「スピードを出すことに特化したイメージ」が強かったようですが、昨今のルーレット族は「法定速度を守ったスピードで走行するオシャレを楽しむ人」が増えたようです。
「スピードを出すための改造」から「オシャレや自己表現の改造」といった改造の目的も変化しているようです。

今年(2022年)の2月にルーレット族の取り締まり強化を警察が発表したことからもルーレット族自身の車の楽しみ方が変わったのかもしれません。

スピードを目的とした場合サーキットであれば、7000円程度でスピード制限なく全速で走っても捕まらないので、そちらに移っていった可能性もあります。
スピードを追及して公道を走るルーレット族としては、普段の道路で日常の景色の中での全速走行にこそ魅力があるということなのでしょうか。
頭文字Dという公道や峠を走る漫画が流行したこともルーレット族の人たちが公道を走り続ける背景としてあるのかもしれませんね。

小野田秀太容疑者はなぜ当て逃げをしたのか「タイムアタックをしていた?」

事故現場は急カーブではなく緩やかなカーブで、通常の走行では事故が起こるような場所ではありませんが、相当なスピードが出ていたため曲がり切れずにぶつかってしまったようです。

前方の車に衝突した後その場を逃げたとのことですが、当時法定速度の3倍以上のスピードで走行していたそうです。
60㎞の3倍とすれば、180㎞以上ということになります。
法定速度超過のスピードにして100㎞以上という異常なほどのスピードです。

このようなスピードを出していた背景としては、小野田秀太容疑者がルーレット族と「(事件当時)仲間と走っていた」のことなので「仲間と競って、タイムアタックをしていた」ということも十分に考えられます。
そのため、ぶつかったもののこのまま停車してタイムアタックが中止、もしくはタイムが落ちてしまうということを避けたかったということではないでしょうか。

小野田秀太容疑者のように100㎞以上のスピード違反をしたらそもそもどうなる?

もう一つ小野田秀太容疑者が当て逃げをした原因として考えられるのが、100㎞以上のスピード違反をしていたということです。
当て逃げも事件ですが、そもそもスピード超過の時点で違反です。

10㎞以上のスピード違反から取り締まりの対象ですが、40㎞~50㎞のスピード違反で6点、50㎞以上となると12点の罰則となり、罰金も10万円となることもあります。

さらに100㎞以上のスピード違反となると逮捕につながる可能性も高まります。
もし速度リミッターを解除した改造車だとすればさらに悪質と判断され懲役刑となる可能性が高まります。
こういった背景からも現場を立ち去ったのかもしれません。

モラトリアムニュース

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