チャイニーズドラゴン(怒羅権)が、サンシャイン60にあるフランス料理店で100人規模での乱闘が起こり話題となりました。
事件の発端は「元リーダーの出所祝い」とされていますが、その元リーダーについて紹介しています。
また58階から捕まらずに逃げることが出来たのか、芸能人とも関わりがあるという組織図についても紹介しています。
追記:宴会をしていたグループとは別に、20人ほどの別のグループが店に入っていく様子が監視カメラに映っていたそうです。チャイニーズドラゴンのメンバー同士のもめ事ではなく、別の暴力団が関係している可能性もあるとのことです。
集中治療室に入院している知人男性に面会させろと30分以上にわたり、押し問答を続ける騒動もありました。
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チャイニーズドラゴンのサンシャイン60での乱闘「58階から逃げるのに1分もかからない」
10月16日のサンシャイン60の58階にあるフランス料理店で100人の乱闘騒ぎがありました。
報道によると、この100人は同じ1組の団体客のメンバーで「チャイニーズドラゴン(怒羅権)」という準暴力団だということが分かりました。
追記:新たに当時の飲食店内での乱闘の様子が報道されました。
座ってた人たちも立ち上がり、群がっているのが分かります。
チャイニーズドラゴンは、中国残留孤児の2世などで構成されている不良グループです。
しかし、事件があった30分後には100人のうちの数人しか残っておらず、ほぼ全員いなくなっていたようです。
そもそも「そんなにすぐ58階から逃げられるものなのか?」という疑問もありますが、サンシャイン60のエレベーター速度は出来た当時には世界一だと言われるほどのスピードで、分速600m、つまり時速36㎞だということです。
時速36kmがどのくらいのスピードかイメージしづらいかもしれませんが、100mを10.2秒なので、100m走を10.2秒で走る陸上選手をイメージすると分かりやすいかもしれません。
つまり私たち一般人が全力疾走で走って逃げるよりも早いスピードだということです。
陸上選手の場合は横ですが、サンシャイン60のエレベーターは縦なので、その速さは体感以上のスピードを感じるかもしれませんし、ジェットコースターのような感覚かもしれませんね。
60階がだいたい226mだと言われているので分速600mなら約22秒ほど、つまり30秒かからずに1階へ移動出来ることが分かります。
事件があってから30分とのことなので、10分もあれば全員がいなくなることは可能だということが言えるかと思います。
追記:現在エレベーターは使用停止になっていますが、2つある内の1つは赤いシミがついた布やビール瓶が転がっていたとのことです。
新たに入った情報では、後から入って行った黒いマスクをつけた20人は、出所祝いの宴会に選ばれなかったことが原因で腹を立てて暴行事件に発展したと見られているようです。(11月8日更新)
チャイニーズドラゴンの事件現場のフランス料理店を特定「70万円の予算はどこから」
事件現場が、58階のフランス料理だということでした。
その情報を元にサンシャイン60のホームページを見てみると、日本料理からフレンチ、中華料理と色々ありました。
しかし、フランス料理は一店舗のみでしたので、この店で間違いなさそうです。
「サンシャインクルーズクルーズ(SUNSHINE CRUISE CRUISE)」というお店です。
席数は400席あるということで、相当な広さであることが分かります。
事件当時は100人ほどで貸し切っていたそうです。
事件があったのが午後6時頃だということなので、ディナーの時間帯です。
予算7000円とのことなので、100名だと70万円とかなりの予算ですね。
チャイニーズドラゴンはそれだけ儲かっていたのでしょうか。
この後リーダーについて紹介しますが、振り込め詐欺や還付金詐欺など様々な違法詐欺を行って資金を稼いでおり、その額は億単位となっています。
違法でない手法でこれだけの金額を稼いでいれば、立派な企業として成り立ちますが、稼ぎのほとんどが違法なため企業とは違い、警察は日々犯罪抑止に動いています。
詐欺とはいえ、億単位のお金を稼げるのはすごい頭が良い集団なのかもしれません。
その使い道が正しければ、社会で成功出来た可能性もあるだけに残念ですね。
チャイニーズドラゴンの入店拒否で暴行される事件も「最初から支払う気がなかったか」
「準暴力団だと分かっていたら、飲食店も断って入店拒否すべき」という意見もありますが、8月には入店拒否した店員に対して、コードで首を絞めて顔を殴る暴行事件も発生しています。
この入店拒否が起きたのは、店側が準暴力団だということを知っていて、反社に対する対応としてしたわけではありません。
入店拒否される以前に来店した際に、料金を支払わない料金トラブルがあったからです。
料金を支払わないのはそもそも食い逃げでもありますが、料金が高すぎるなどゴネてトラブルになったのでしょうか。
飲食店というのが、キャバクラだったそうなので、居酒屋などよりは確かに割高ではありますが、そのことはもちろん知らずに入店したわけではないと思うので、最初から支払う気がなかったのでしょうか。
今回のトラブルでも、怪我人たち数人だけ残して立ち去っていることから、ちゃんと店に対して料金を支払っているかは不明です。
チャイニーズドラゴンが集中治療室で押し問答「看護師に今後危険はないのか」
集中治療室で入院中の知人男性に「面会させろ」と33分間に渡って押し問答を続け、威力業務妨害・建造物侵入の疑いでチャイニーズドラゴンの男2人が逮捕されました。
逮捕された劉常然容疑者ら2人はさらに対応していた看護師の様子をスマホで撮影していました。
今後対応した看護師に危険が及ばないか心配であります。
レストランの乱闘の時のような病院の備品が壊されるといった被害はありませんでしたが、集中治療室にいた看護師4人全員が騒ぎの対応にあたり、一時患者のモニタリングが中断することにもなりました。
チャイニーズドラゴン(怒羅権)の元リーダーとは?「逮捕されてはリーダーが入れ替わる」
今回の事件の発端となったのが、「元リーダーの出所祝い」だということです。
チャイニーズドラゴンのメンバーや幹部はこれまでに多くの人間が逮捕されています。
今回はリーダー、幹部に絞って紹介し推測していきたいと思います。
最も古い情報で、15年前に起きた事件です。
当時のリーダーが「白井宇太郎」で、工場から貴金属2億円相当を盗んだ罪で逮捕されました。
額がすごいですね、活動資金としても非常に大きな資源となっていたのは間違いありません。
続いて10年前になりますが、当時のチャイニーズドラゴンのリーダー「高木勝」です。
パスポートを不正取得し、逮捕されました。
中国二世のメンバーが多いことから、パスポート関連の事件は多かったのではないでしょうか。
こちらは2011年12月、約10年前の事件ですが、日本最大級の暴力団である山口組の幹部を六本木の飲食店で遅い、重軽傷を負わせて逮捕されました。
主犯格で元チャイニーズドラゴンのリーダーで住吉会系組員の「馬場義明」らが逮捕されました。
次に7年前にあったのが、刀を突きつけ暴行して逮捕されたのが「大野宏」です。
逮捕されるとリーダーが変わり、またそのリーダーが逮捕されるというのを繰り返しているようです。
チャイニーズドラゴンの組織図「芸能人とも関わりが」
チャイニーズドラゴンは、暴力団ではなく準暴力団という位置付となっています。
暴力団と不良の間のいわば半グレと言われる存在です。
そのため、暴力団対策法の対象に入らないわけですが、規制の対象にならないため、やりたい放題の状態で警察も苦労しているそうです。
暴力団以上に厄介な存在と言えるかもしれません。
チャイニーズドラゴン(怒羅権)は芸能界にも関わりがあるという噂があるようです。
最近では、りゅうちぇるさんの事務所「スターレイプロダクション」の設立者である中村創さんもチャイニーズドラゴンのOBだと言われています。
また芸能人が怒羅権によって暴行される事件も起こっています。
布施博さんが、1999年に西葛西で暴行されたそうですが、当時流行していたおやじ狩りだとも言われています。
布施博さん自身、学生時代やんちゃしていたそうなので、口論になって喧嘩になったという可能性もありそうですね。
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