江戸川区船堀の都営住宅で4歳男児の転落事故がありましたが、転落事故があった建物について14階建ての都営新宿線船堀駅から北に300mという情報を元に調べると築43年のアパートを発見しました。
乳幼児の約4割が転落事故の経験があることや他にも転落事故が起きていることから親が対策をする必要性について書いています。
追記:意識不明の重体でしたが、死亡が確認されたとのことです。
都営住宅の防犯カメラには、1人で12階に向かう様子が映っており、12階の外廊下(ろうか)から転落したと見られています。(10月23日10時更新)
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江戸川区船堀の都営住宅で4歳男児が転落する事故が発生「乳幼児の約4割が転落事故の経験がある」
10月22日の午後に、東京都江戸川区船堀の都営住宅で4歳の男の子が転落して意識不明の重体になる事故がありました。
何階に住んでいる男の子なのかは10月30日現在では明らかにされていません。
マンションの高さが1階辺り3mほどになります。
2階で6m、3階の高さは約9mと考えられます。
仮に2階から落下したとしても4歳の男の子だと無傷では済まないでしょう。
また公営住宅が何年か明らかにされていませんが、古い物件だと防護柵が子供でも簡単に乗り越えられる高さになっているなど、子供が住む上では対策が十分でない物件もあるようです。
消費者庁によると、乳幼児の約4割が転落事故の経験があり、そのうちの3割は病院に行くことになったというデータがあります。
4割というと半分近くの乳幼児という非常に多い結果です。
もちろんこの転落事故は今回のようなアパートやマンションからの転落事故のみではなく、遊具や抱っこからの転落も含みますが、それにしても多い結果ですよね。
9歳以下の転落事故は夏が多いようで、5年で21人も亡くなっています。
入院をする子の6割は頭部に怪我をするという高い結果で、幼い子だと頭をかばわずに直撃してしまう危険性もあるのではないでしょうか。
頭部は障害や死亡するリスクも高いため、十分に気を付ける必要があります。
江戸川区船堀の14階建ての都営アパートはどこか特定か「築43年の船堀1丁目団地か」
報道では江戸川区船堀の都営住宅とありますが、どこの都営住宅だったかについては明らかにされていません。
しかし報道を詳しく見てみると「都営新宿線の船堀駅から北に300mにある」、「14階建て」と書いてあります。
これらの情報を元に検索してみました。
すると14階建てのアパートが見つかりました。
上が今回特定した団地で、下が報道された団地です。
14階建てということや住所、そして外観も一致しています。
「船堀1丁目団地」は、都営新宿線の船堀駅から徒歩5分にあり14階建てとなっています。
1979年に経てられたようで、築43年とかなりの年数が経過していることも分かります。
どこに4歳の男の子が落ちたか分かりませんが、うまく木や草の上に落ちてクッションになり、衝撃を防がれていれば良いのですがどうなのでしょうか。
続報を待ちましょう。
追記:搬送先の病院で1時間半後に死亡が確認され、12階から2階のエントランスの屋根に転落したとのことです。約30mの高さから落下しているので、4歳の男の子だけじゃなく成人男性でも生死に関わる高さです。
ちなみに船堀一丁目団地の家賃についてある賃貸サイトを見てみると、1LDK~3LDKで92200~102200円となっていました。
江戸川区船堀の都営住宅以外にも転落する事故は起きている「親がしっかり対策をしてあげる」
小さい子供が転落する事故は今回が初めてではなく、過去にも起きています。
掲示板内である投稿者によると、小学5年生が過去に転落する事故があったそうです。
小学5年生であれば、物心もついていて判断出来る年頃ですが、高い所が好きな子もいて昇る子もいます。
おそらくそんな子だったのか、いつものように昇って塀(へい)を歩いていると足を滑らせて転落してしまったそうです。
8階の塀を歩くというのは、大人からすれば非常に危険だと思いますが、子供にとっては危険に対しての認識はまだまだ身についていない子が多いのではないでしょうか。
また転落事故をするのは人だけではありません。
ある人は、飼い猫が転落してしまった経験がありました。
10階に住んでいて、猫が雨戸を突き破り雨戸ごと転落してしまったそうです。
猫は人間以上に本能的に動き回ります。
おそらく猫自身に雨戸が外れる、外れたら下に落ちるという頭はなかったでしょう。
雨戸だけでなく窓を閉じるなど飼い主や親自身が対策をしっかりしてあげなければなりません。
今回の事件を機に、お子さんやペットを飼っている飼い主さんたちは他人事だと思わず、今一度安全対策に問題がないか見直すキッカケにしていただければと思います。
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