淀川警察署のパトカー逆走した警察官の名前や顔写真について調査しています。
現場は一方通行にも関わらず逆走し、ドライブレコーダーを削除し、交通違反をもみ消していました。
不祥事を起こした警察官は警部補と巡査長でした。過去の大阪府警の不祥事についても紹介します。
小林徳之容疑者は警察庁公安部の巡査部長「警察官の経験を活かした犯行か」
淀川警察署のパトカー逆走した警察官の名前や顔写真は?「共犯だった」
淀川警察署のパトカーが逆走という交通違反をしたにも関わらず、もみ消すという不祥事がありました。
このパトカー逆走を行った淀川警察署の警察官の名前や顔写真は報じられていません。
現在報じられている情報は、以下の通りです。
- 26歳の巡査長がパトカーを運転していた
- 41歳の警部補が助手席に乗っていた
- 逆走していたことに途中で気付き、サイレンを鳴らす緊急走行の工作もしていた
- 緊急走行の正当化のため、自転車で移動していた無関係の男性を停止させ、防犯登録確認を行った
- 逆走したことが記録された映像をドライブレコーダーから削除していた
- 隠蔽のやり取り「ちょっとまずいな」「消さなあかんな」が録音されていた
逆走していた事実がドライブレコーダーで録画されていたにも関わらず、なかったことにしようと故意に削除されていました。
幸いなことに、別の記録装置があり、そちらに削除しようとする車内のやり取りが音声で残っていたそうです。
ドライブレコーダーの映像が削除出来るということも驚きですね。
音声のデータが残っていなければ、完全犯罪として発覚せずに隠蔽されていた可能性すらありますが、今回は2人とは別に淀川署の交通課員が逆走の現場を目撃していて、署の幹部に報告していました。
目撃者もなく、音声もなければ隠蔽されていたかもしれません。
ひょっとすると、今回の事件のように隠蔽されたままになっている不祥事がゼロではなく、いくつかあるのではないかと勘ぐってしまいますよね。
淀川警察署のパトカー逆走した現場「一方通行の道路だった」
淀川警察署の警察官二人が、パトカーで逆走した現場は、一方通行の道路でした。
逆走は通行禁止違反となり、違反点数2点の罰金7千円です。
一方通行の道路が一車線であれば、正面衝突の危険もありますし、二車線だったとしても並走する車があれば、避けることが出来ずとても危険です。
また、一方通行の逆走ですが、不審者の追跡や現場への急行のために緊急走行が必要な場合であれば、逆走したとしても交通違反にはならないそうです。
そのため、サイレンを鳴らして緊急走行だと偽装して、正当化しようとしました。
不審者の追跡のための緊急走行だったと言い訳していたことから、目撃者だけでなく音声データがなければ、この主張が通っていたかもしれませんね。
淀川警察署のパトカー逆走以外にも不祥事「本来は取り締まる立場」
今回のパトカー逆走は、淀川警察署の警察官による不祥事ですが、大阪府警では今年(2022年)だけでも、警察官7人が飲酒運転や盗撮で逮捕されています。
警察の端末で女性の情報を照会するといった不祥事もあり、個人情報の取り扱いにも疑問を感じます。
また警察署長によるセクハラやパワハラといった、警察署内のトラブルもありました。
署長がトラブルを起こすとなったら、警察全体のイメージにも影響してきます。
- 本部の巡査部長:帰省先の熊本県内で飲酒運転
- 河内署の巡査部長:女子トイレを盗撮未遂で逮捕、警察の端末で事件に関係ない女性の情報を照会
- 枚方署長:女性警官へセクハラ、部下を大声で怒鳴るパワハラ
警察官は本来は、こういった不祥事や犯罪を取り締まる立場です。
しかしこれだけ不祥事があれば、国民へも示しがつきません。
警察官2人は内部処分となりました。
警部補を刑務部長訓戒、巡査長を本部長注意だそうですが、今後も警察官を続けることが出来るというのは不可解な処分だとも思いますが、正しい処分なのでしょうか。
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