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磯部雄基容疑者のバスケ部の部費横領事件「教え子から悲しみの声」瑞穂市立巣南中学校

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磯部雄基(いそべゆうき)容疑者が瑞穂市立巣南中学校の教諭として顧問をしていたバスケ部の部費だけでなく、楽器など高額備品を盗み換金していたという窃盗癖。

顔写真や出身大学についても調査を行い、過去には地区大会のオフィシャル主任を担当するなどの活躍や教え子からの悲しみの声についても紹介しています。

学校では穏やかで人間関係も良好だった先生が殺人事件の犯人として逮捕される事件がありました。

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磯部雄基容疑者はバスケ部の部費の他にも高額備品を盗み換金していた窃盗癖

電信てんびん5台(10万円相当)を盗み逮捕されましたが、わずか10万円くらいで逮捕されて、社会的な信用や仕事などを失うリスクを取るのは割に合わないというか、もったいない行動だとニュースを見た時に筆者としては思ってしまいましたが、フタを開けてみるとそうではなかったようです。

これだけではなく数年前からいろんな物を盗んでいたことが警察の調べで明らかになっています。
逮捕される前の月には顧問を務めるバスケ部の部費40万円を、部活動の通帳から自分の口座に移していたことが発覚しています。

この時には中学校から警察に通補することはなく、逮捕されずに終わったそうですが、その事件があったわずか1か月でまた物を盗んでいたとのことで、一度物を盗むとやめられないという窃盗癖がこういった人の性なのかもしれません。

そして驚きなのが、学校が本人に聞き込みを続けると、数年間にわたりデジカメやフルートなど高額の備品を盗んでリサイクルショップに換金していたそうです。

合計金額にすると100万円を越えると予想されますが、お金は全てギャンブルにつぎこんでしまって残っていないようです。

  • 7月に電子てんびん5台で逮捕・起訴
  • 逮捕後に教育委員会から部費約41万5千円が横領されたことを発表される
  • 学校側の本人への聞き込みで高額備品の窃盗換金が明らかになる
  • 数年間に渡る窃盗癖が露わになった
  • 顕微鏡やカメラ、クラリネットなど合計33点の窃盗をしていた

追記:懲役1年6か月が求刑されており、11月14日付で懲戒免職処分となりました。

磯部雄基容疑者(瑞穂市立巣南中学校の教諭)地区大会ではオフィシャル主任を担当していた過去

今回の事件を受けて、磯部容疑者がどういった人物なのか調べていると、今回の事件のあった瑞穂市立巣南中学校の前に勤めていた瑞穂中学校では、岐阜県内の地区大会でオフィシャル主任を務めていたことが分かりました。

本人はまだ33歳という若さですが、すでに地区大会のオフィシャル主任を務めていたことから、県内のバスケットボール界では優秀な人材だったのかもしれません。
それだけに今回の事件での社会的信用の損失は本人だけでなく、岐阜県の中学校のバスケットボール界としても損失といえるのではないでしょうか。

ただ人に物を教える教師であり、顧問でもある人間がこうした窃盗癖があるというのは非常に良くないことですよね。
もちろん、教師も人であり心があり人それぞれの性格がありますが、犯罪には手を染めないという強い心は教師に関わらず社会人として持ってほしいものです。
この次の項目では、磯部雄基容疑者がどんな人物なのか人柄について調査していきます。

磯部雄基容疑者の顔写真や出身大学を調査「教え子からは悲しみの声も」

磯部雄基容疑者の顔写真について、報道では明らかになっていませんでした。
こういった学校や市役所、官僚といった公務員の事件で顔写真が公表されていないのが多く感じられるのですが、なぜなのでしょうか。

顔写真だけでなく名前についても公表されず、瑞穂市内の中学校教諭(33)などで報道される場合もあり、実名報道がされる上、顔写真に場合によっては「〇〇市在住」など住所まで報道されてしまうその他の職業の人間としては不平等感を感じてしまいます。

出身大学や磯部容疑者のこれまでの経歴についても調査を行いましたが、報道では明らかにされていません。
ただ本人のSNSか疑わしいものとして、Facebookのアカウントが一つありました。
その情報を元にここから本人の素性を探っていきたいと思います。

Facebookで「磯部雄基」で検索してみると、一件だけヒットしました。
この情報によると、磯部容疑者の出身大学は、専修大学だったということになります。

そしてアカウントについて見てみると、本人と関わりの強いバスケットボールに関係した投稿がありました。

 

プロフィール写真のヘッダー画像にバスケットボールのゴール、そして投稿にも友人とバスケットボールを楽しむ様子が残っていました。

これだけを見ると、本人のアカウントそのものなのですが、ただいくつか報道と違う部分もあり、別人の可能性が2つあります。

  1. 住んでいる場所が千葉県松戸市在住になっていることです。
    事件当時の住所が岐阜県であることを考えると大きく場所が離れているということです。
    ただし投稿が6年前の2016年が最後の投稿であり、情報が古いことからも移住したと考えれば本人である可能性はまだ残ります。
  2. 仕事である教師に関する投稿がなく、学生時代の教育実習などもなく、教師の仕事内容とは関わりの薄い溶接に関する投稿がありました。

溶接の講習を受け、実際に溶接を行っている様子も投稿されていました。
この投稿を見ると溶接の作業員の仕事をしている方に見え、別人の可能性が一気に高まってしまいますが、さらに投稿を見ていくとこの溶接は仕事とは関係がないことだと判明します。

この投稿によると、本職である仕事が終わった後に溶接の研修に向かっていたようです。
そして、友人とのやりとりでこの溶接の研修を行う経緯についても語られています。

この友人とのやりとりを見ると、溶接の研修を行うことになった経緯としては、先輩に勧められて研修を受ける流れとなったようです。
中身はエアコンや空調の配管についてだそうですが、なんでも屋だということでエアコンや空調の故障を業者ではなく自ら修理していたということでしょうか。
ひょっとすると、教室や職員室の空調やエアコンのトラブルを教師自ら直している学校だったということかもしれませんね。

ここまで見ると、このFacebookのアカウントが磯部容疑者のものであるという可能性もゼロではなく、バスケットボールの投稿との関わりを見ると五分五分といったところでしょうか。

そしてさらに調査を進めていくと、実際に磯部雄基容疑者に教えてもらっていたという教え子からと思われる書き込みがありました。

書き込みによると、磯部雄基容疑者の人柄は良く、教え子からの評判は良かったようです。
「まさかあの人がこんなことをしているなんて」という感想とお世話になった先生の衝撃的な事件に驚きが隠せない印象です。

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