千葉県千葉市美浜区若葉にある幕張ベイパークスカイグランドタワーの25階から3歳の男の子が転落する事故が起きました。
事故があったのは48階建てのタワーマンションでしたが、タワマンが並ぶ都市計画もされていました。
家賃や口コミ情報を元にどんなマンションだったのか紹介しています。
追記:事故当初に3歳の男の子と報道されていましたが、追加報道で2歳の男の子と訂正がありました。
転落事故の起きた48階建てのタワーマンションを特定「建ってまだ2年」千葉市美浜区
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幕張ベイパークスカイグランドタワーの25階から3歳男児が転落「室外機を上ったか」
幕張ベイパークスカイグランドタワーの25階から1階の屋根に3歳の男の子が転落して意識不明の重体となっています。
搬送先で死亡が確認されたそうです。
事件があり、周辺の住民にも目撃情報がないか聞き込みが行われていました。
現在は原因など分かっていませんが、室外機を上って落ちてしまったのでしょうか。
3歳の男の子が転落したのは、25階から1階の屋根だと報じられています。
ベランダから室外機にのぼって落ちたのでしょうか、物件の写真を見るとベランダはけっこう広さがありますね。
3歳の男の子は好奇心も旺盛になる年ごろでなにごとも試したくなります。
部屋にあるものを重ねてさらに高くして乗り越えようとしたのでしょうか。
追記:ベランダにキャンプ用の椅子があったそうですが、手すりからは離れた位置にあったそうです。捜査関係者は、手すりの支柱を使ってよじ登ったところを転落したと考えて捜査しています。(11月8日11時30分更新)
幕張ベイパークスカイグランドタワーに住む住人によると、マンションのベランダの柵は大人の胸位の高さがあるそうで、窓も少し重たく3歳の男の子が開けるのは難しいそうです。
事件当時、窓は開けっ放しだったのでしょうか。
追記:事件当時、両親はおらず男の子一人で自宅にいたようです。ベランダにはキャンプに使う椅子が置かれていて、椅子を使って柵を登り転落したと推測されています。(11月3日9時更新)
お子さんがいてタワーマンションに住むある方によると、20階に住んでいたそうですが南京錠でベランダには出れないよう対策していたようです。
窓の鍵を閉めるだけでは簡単に開けられるので、別に鍵をつける対策が有効かもしれません。
南京錠をしていたものの親が見ていない間に、子供の好奇心から外に出ようとしていたようです。
駄目だと言われるとさらに興味が出て、いない間に試したくなってしまう悪循環なのでしょうか。
しかしさすがに24時間ずっと監視するのは親も難しい瞬間があります。
子供は色んな物を使ったりして、自分の背丈より高い柵でもよじ登り越えようとします。
今回の男の子もそういった好奇心から起きてしまった事故だったのでしょうか。
子供の体の作りは頭の比重が重く、下を覗き込むだけでも落ちてしまう危険性があります。
ベランダからの転落事故対策として、網を張った家庭もいました。
しかし結果としてトランポリンのようにして遊ぶようになったそうです。
網が子供の重みで外れてしまったらと思うと非常に怖いですよね。
怒ってその場はしなくなるかと思いますが、親が目を離した隙にするようになると危険です。
タワーマンションのターゲット層についてコメントされている方もいました。
タワマンは富裕層向けに作られていて、高齢者や子供向けでない物件もあり、今回の転落防止が不十分だったのではないかという意見でした。
子供がいる家庭では、マンションでしている対策にプラスして自分たちでも安全対策を強化する必要があるかもしれません。
一方で、高層階と2,3階のベランダの構造が同じなのがそもそもおかしいと提言する意見もありました。
高層階であれば、乗り越えることの出来ないよう壁にするべきという主張ですが、そうしてしまうと高層階の魅力であるベランダから見える外の眺めが損なわれてしまう難点はあります。
今回転落した男の子は2歳でしたが、個人差が大きい年頃だと子育て経験のある方のコメントありました。
公園に行ったときに高い所にどんどん昇っていく子もいれば、足がすくんで階段に近づきさえしない子もいます。
個人差というよりは性格ともいえるかと思いますが、危機管理能力が2歳では判断が難しい状況が多いのは確かです。
専門家によると、高所恐怖症の逆の症状である高所平気症というものがあるそうです。
生まれてから高いところで暮らしていると、高い所に身体が慣れて怖いという感覚が感じにくいそうです。
高所平気症の対策としては公園のジャングルジムや滑り台で高さの感覚を養うと良いそうです。
幕張ベイパークは千葉市美浜区若葉のタワーマンション「出来てまだ2年だった」
3歳の男の子が転落した事故があったのは、48階建てのタワーマンション「幕張ベイパークスカイグランドタワー」です。
2020年11月に建てられた新しいマンションでした。
今週末には、タワマンのすぐそばで「幕張ベイパークフェスタ」が開催予定だったようです。
転落してしまった2歳の男の子も楽しみにしたのではないでしょうか。
去年の幕張ベイパークフェスタでは1万人動員と大勢が集まるフェスのようです。
このお祭りが家のすぐ近くで楽しめるのは良いですね。
ベランダで様子を見ながら楽しむという住民もいたのでしょうか。
幕張ベイパークスカイグランドタワーのタワマン都市計画「6つ並ぶ予定」
幕張ベイパークスカイグランドタワーがある地域では、都市計画が進められていて完成後はタワーマンションが6つ並ぶ計画でした。
現在はタワーマンションが2つしか完成していませんが、6つ並ぶタワマンの地域はお金持ちの雰囲気が漂った街となりそうです。
近くの施設を見てみると、
【学校】
- 打瀬小学校(650m)
- 幕張総合高校(630m)
- 幕張インターナショナルスクール(690m)
【ショッピングモール】
- イオンスタイル幕張ベイパーク店(270m)
- 三井アウトレットパーク幕張(850m)
- イオンモール幕張新都心(2100m)
【娯楽施設】
- 幕張メッセ(1430m)
- ZOZOマリンスタジアム(2030m)
学校、買い物、ライブと生活も娯楽も近くで全て出来るのは魅力的ですね。
ファミリー層が多く、治安も良いそうです。
小学校も新たに建設予定となっていて、タワマンに住む生徒たちが通うことになるのでしょうか。
通学距離が近くて便利です。
病院が近いのもいざという時に近いと、その分早く見てもらえるので安心ですね。
今回の事故が建設計画にどう影響するかは不明ですが、ベランダなど対策出来る箇所は改めて検討してほしいですね。
幕張ベイパーク周辺にも高層マンションが多数「富裕層を狙った犯罪に警戒」
転落事故があったタワマンはベイパークスカイグランドタワーですが、周辺にも高層マンションがたくさんあります。
たとえば20年以上前の2000年からある、30階建てのベイマークスクエアがあります。
戸数が1061戸とたくさんの人が住めるようになっています。
同じく2000年からある20階建てのセザール検見川浜もあります。
駅が近く便利な上に、隣接する高い建物がないため、陽当たりも良さそうですね。
こういったタワマンがたくさんある地域には、富裕層がたくさん住んでいると考えられています。
空き巣や引ったくりなど外部からお金持ちを狙った犯罪を引き寄せてしまう危険性があります。
セキュリティーのALSOKによると、空き巣が家に入るのを諦める理由のデータがありました。
一番大きな理由は「近所の人に声をかけられた」です。
昨今コロナ禍の影響もあり地域の関わりが希薄になりつつありますが、近所付き合いが盛んで連帯感の強い地域を泥棒は敬遠するそうです。
街の治安を守るためにも近隣住民との付き合いは大切にしたいものですね。
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