千島和也(ちしまかずや)容疑者の顔画像をFacebookとInstagramを通じて調査しました。3年前にもTwitterで詐欺被害に遭ったという方の投稿が続出していました。千島和也容疑者はポケモンカードをレアカードと偽りノーマルカードを送り付けるという詐欺手口を繰り返し逮捕されました。千島和也容疑者は神奈川県横浜市の23歳の会社員です。
追記:7月には買い取り業者を騙し、偽物のポケモンカード5枚を売却して約28万円を得た会社役員の男が逮捕されました。
千島和也容疑者の顔画像「FacebookとInstagramを調査」
千島和也容疑者の顔画像は報じられておらず、現在明らかになっている情報は神奈川県川崎市の23歳の会社員だということです。
この情報を基にFacebookとInstagramで千島和也の名前で検索しました。
まずはフェイスブックで千島和也の名前で検索しました。
するといくつか同姓同名のアカウントがありました。
しかし報じられている内容と一致するものはありませんでした。
同様にインスタグラムでも千島和也の名前で検索しました。
こちらは1件だけヒットしました。
自身の別アカウントなのか、複数のアカウントをプロフィールに載せており、その一つにポケモンに関するアカウントがありましたが、残念ながら本人と断定出来るほどの情報はなく、特定には至りませんでした。
千島和也容疑者のTwitter「2021年にも詐欺被害で話題になっていた」
Twitterで千島和也容疑者について調べていると、過去にポケモンカードで報道と同じ手口で詐欺被害に遭っている投稿が複数ありました。
報道と同じ神奈川県横浜市に住んでおり、高額なポケモンカードを提供すると言いながら実際はノーマルカードなど安いカードを郵送するという手口で報道内容と一致していました。
また別のアカウントでもポケモンカードをプレゼントすると称してフォロワーを増やし、詐欺も行っていると告発していた方がいました。
複数のアカウントを運用し、名前も変えながら詐欺を行っていたとみられます。
詐欺をしている自覚があったからなのか、「なかなか口座名言わない」とも言われていました。
被害総額は数十万円単位だという方もおり、2021年8月に被害に遭っていました。
振込を要求し、振り込みを確認したら音信不通になるという手口だと明かされていました。
(追記)千島和也は60万円と偽り数百円のポケモンカードを送り付けた疑いで逮捕「2014年から犯行か」
千島和也容疑者は時価総額60万円のポケモンカードと思わせ数百円のポケモンカードを送り付けるという手口を30件ほど繰り返したとして逮捕されました。
レアなリーリエのポケモンカードと安価なリーリエのポケモンカードを偽って送ったと報じられています。
同じリーリエのポケモンカードではありますが、市場価格では大きな違いがあります。
プロモカードや限定、ピカチュウやリザードンといった人気のポケモンのポケモンカードは100万円を越える高額なものもありようです。
1万円札などお金の価値は傷や折れていても変わりませんが、カードの値段はきれいな状態ではない場合は価値が大きく変動します。
ポケモンカードは大変人気で、販売の際には家電量販店などで長蛇の列が出来るほどで、転売ヤーなどが買い占め転売する事態にもなっていました。
過去の被害をTwitterで遡って見てみると、最も古いもので9年前の2014年12月に被害に遭ったという方もいました。
(追記)千島和也容疑者のポケモンカード詐欺「買い取り業者を騙し偽物を売りつける」
千島和也容疑者の場合は別のポケモンカードを送り付けるという、絵や文字が明らかに別物で素人が見ても分かる詐欺でしたが、7月には買い取り業者を騙して偽物を売却して28万円を騙し取る詐欺が発生しました。
逮捕されたのは34歳の会社役員の男で、ピカチュウが描かれたポケモンカードなど合計5枚を買取店に持ち込み、合計約28万円で売却したとされています。
被害に遭った店舗はカードの光沢が不自然で厚みがあったため、ポケモン社にカードを送付して鑑定を依頼した結果、偽物と明らかになりました。
被害店舗は買取時点で偽物と気付いていていて警察に届け出るために買い取ったのか、買い取った後に偽物と気付いたかは定かではありませんが、買取のプロでも買い取り業者でも偽物だと気付かなかったとすれば、ヤフオクなどのフリマで偽物を販売されても気付かずに購入してしまっている被害者はかなりいるのではないでしょうか。
(追記)千島和也以外にも詐欺は後を絶たない「フリマアプリの便利さと弊害」
今回はポケモンカードの詐欺でしたが、フリマアプリでは様々な詐欺が横行しています。
- 本体無しの箱だけを定価に近い金額で販売
iPhoneの新作が少し安い値段で売りに出されていて購入ボタンを押すと、届いたのは箱のみで中身は空っぽということがあるようです。
出品情報の商品紹介文には最後に一言箱のみと書かれていました。
しっかり紹介文まで確認していなかった購入者にも落ち度はありますが、箱だけの価格としては明らかに異常で詐欺目的であることは明白な手口です。
- 偽ブランド品など偽物を本物と偽る
シャネルやヴィトンなど高級ブランド品もフリマアプリで数多く出品されていますが、中には偽物も本物だと偽り出品されているケースもあるようです。
購入店舗やシリアルナンバー、ギャランティーカードなどの正規品である証拠などを確認することが偽物を避けるのに有効だとされています。
- 実物とはかけ離れた写真を加工や捏造
フリマアプリの出品写真は、出品者が撮影しアップした写真を使用されていますが、必ずしも実際に届く商品の写真ではない場合があります。
たとえば、ボロボロの商品にも関わらず新品の商品の写真を使用していたり、写真の色味を加工するケースがあるようです。
実際の店舗を訪れずに何時でも何処でも買える手軽さは大変便利ですが、その反面実際の商品を見ることが出来ない弊害があり、それを利用した詐欺もあり注意が必要です。
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