事故

岸和田市立桜台保育所の駐車場で置き去り事故「原因は愛情不足か」岸和田市尾生町

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11月12日に岸和田市尾生町5丁目にある岸和田市立桜台保育所で岸和田市岸の丘町に住む2歳の女子児童の渕上惺愛(ふちがみせいら)ちゃんが33歳の父親の不注意で車に置き去りされる事故がありました。

過去に起こった置き去り事故を紹介すると共にTwitterや掲示板での今回の事故に対するコメントもまとめています。

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岸和田市立桜台保育所の駐車場で置き去り事故「原因は愛情不足か」

11月12日に岸和田市尾生町5丁目の岸和田市立桜台保育所で駐車場に2歳の女子児童が亡くなる事故がありました。
※保育所の駐車場に9時間いたわけではなく、正確には発見場所が保育所で、8時間ほどは家の庭の駐車場に2歳の女子児童はいました。

亡くなったのは岸和田市岸の丘町に住む2歳の女子児童の渕上惺愛(ふちがみせいら)ちゃんで、33歳の父親の不注意で車に置き去りにされ、約9時間車内にいました。

今回の事件に対して、Twitterや掲示板などネット上でも様々な意見が寄せられました。
今回の事件は完全に渕上せいらちゃんの保護者の父親の責任です。
他人事だとは思わず、明日は我が身として捉えて類似事件が起こらないようにしたいですね。

渕上惺愛ちゃんの父親の責任ではありますが、もちろんわざと放置したわけではありません。
今回の事故で後悔しているのは父親ですが、過去の事件に対してどういう気持ちで捉えていたのでしょうか。

渕上惺愛ちゃんを置き去りにしてしまったのは父親でしたが、母親が置き去りにする事故は起きないのになぜだろうというコメントもありました。

これに対して「いつも母親が送り迎えをしていて父親はたまにしかやらないからじゃないか」という考え方や、「男性はマルチタスクが苦手だから」、「生物的に産んだという愛情の違いじゃないか」という意見もありました。

渕上惺愛ちゃんの父親は何か考え事をしていたのでしょうか。
二人の子供の親だという方は、「財布を忘れることはあっても、子供を忘れることはない」とコメントされていました。

仕事やお金、何よりも子供の命を大事にする親であってほしいですね。

現役の保育士の方も、今回の岸和田市立桜台保育所の置き去り事故に関してコメントされていました。
電話で両親に欠席確認をすると「今向かっていると不機嫌で言われる」と嘆いていました。
無断で欠席する親子も多いらしく、保育士は電話をするのをためらうようにもなってしまうそうです。

通っていた保育所が3人のうち1人だけ別の保育所でしたが、定員があるため仕方なかったのでしょうか。
同じ保育所に全員が通っていれば今回の事件は起こっていなかった可能性は高そうですね。
親としても別々の保育園に連れて行って、帰りは迎えに行くというのは時間と労力は2つの保育園になる分増えて大変です。

専門家は今回の事件に関して、日本の長時間保育という課題が事件の背景にあると考えていました。
渕上惺愛ちゃんを今回は父親が保育所に向かわせていましたが、母親もいるため共働きだったのでしょうか。

アメリカのSafe Kids Worldwideでは、置き去り予防案を2つ提案していました。

  1. 子供がチャイルドシートに乗ったらぬいぐるみを助手席に置く
  2. スマートフォンや財布を後部座席に置く

自分が降りる際に必要なものを子供のそばに置いておけば、それを取る際にチャイルドシートに座っている子供が視界に入るので効果は大きそうですね。

岸和田市立桜台保育所は岸和田市尾生町5丁目にある保育所「生徒は150名」

岸和田市立桜台保育所は岸和田市尾生町5丁目3-40にある保育所です。
2007年4月に設立されてから15年経ちます。

岸和田市立桜台保育所では0~5歳を預かっていて、定員は年齢により異なりますが全体で150人です。
渕上惺愛ちゃんのいた2歳のクラスは26名でした。

桜台保育所の治安についても調べてみると、児童ではなく高齢者が被害に遭う犯罪が多く発生していました。
岸和田市尾生町には高齢者の方が多く住んでいるのでしょうか。

岸和田市立桜台保育所以外の置き去り事故「今回はスクールバスではなく両親の車だった」

児童が置き去りにされる事故は度々ニュースになっています。
10日ほど前には、一関市で小学校のスクールバスに児童が置き去りにされる事故がありました。
スクールバスでの置き去りは多く報道されましたが、今回は両親による車への置き去りでした。

今年の7月29日には、神奈川県厚木市で母親が1歳の男児と2歳の女児の2人を車内に置き去りにする事件がありました。
数日後に、2歳の女児は熱中症で亡くなりました。

母親は当初「子供と一緒に車内にいた」と嘘をついており、後の捜査では知人と会っていたことが明らかになりました。

渕上惺愛ちゃんの父親は3姉妹のうちの2人を別の保育園に届けた後、渕上惺愛ちゃんをもう一つの保育所に預けるのを忘れて、そのまま帰宅しました。
駐車場は一軒家の自宅の庭にあり、そこに止めていました。

多発する送迎バスの置き去り防止に対して、政府では通園バスに対して安全装置の導入を義務化するそうです。
置き去りにされた際には、「クラクションを鳴らす」ように指導する学校や家庭も増えているようです。

今回のような児童置き去り事故がスクールバスではなく、自家用車で起こり続けた場合は「子供を載せた自家用車も安全装置を義務化」という流れになってしまうのでしょうか。

渕上惺愛ちゃんは最初の他の2人の姉妹の保育園に送っていたこともあり、自分の保育所に向かう途中で寝てしまったのでしょうか。

後部座席ではなく助手席のチャイルドシートに座らせれば防げていたかもしれませんね。
普通はそんなことしなくても忘れないのですが、とても残念な事故です。

アメリカでは「幼児置き去り検知システム」を2023年に導入が義務化されることが決まりました。
日本でもこういった置き去り防止のレーダーのようなものが導入されることになるのでしょうか。

ヨーロッパでも、車の安全基準に「車中への置き去りをキャッチするセンサー」を安全基準の一つとして来年から設定するそうです。
日本も送迎バスのみならず、児童のいる自家用車もそういった対策が講じられるべきなのかもしれません。

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