阪急宝塚線岡町駅で15歳の男子高校生が、宝塚発大阪梅田行きの急行電車にはねられる人身事故が発生しました。
男子高校生がどこの高校か宝塚線の路線図と共に考察すると共に、宝塚線で発生した過去の事故も紹介します。
Twitterでは大きく破損した電車の写真がアップされており、事故当時の衝撃がいかに大きなものだったかが分かります。
阪急宝塚線岡町駅の人身事故を起こした高校生はどこの高校か「近くに多数あった」
11月12日午前7時半ごろに大阪府豊中市にある、阪急宝塚線岡町駅で男子高校生がはねられる人身事故が発生しました。
通勤だけでなく、通学の時間帯でもあったため、社会人のみならず学生にも影響が大きかったのではないでしょうか。
事件が発生したのが土曜日でしたが、約2万5千人に影響が出たと見られています。
平日であればもっと多くの人に影響が出ていたと予想されます。
搬送先の病院で男子高校生は死亡が確認されました。
男子高校生がはねられる人身事故があった岡町駅は、飛び込み・転落防止のホームドアはありませんでした。
ホームドアのない駅をわざわざ選んだのでしょうか。
男子高校生はどこの高校に通う高校生かは明らかにされていません。
人身事故が発生したのが、午前7時半ごろだったので高校の最寄り駅ではなく、どちらかと男子高校生の最寄り駅と考えられます。
8時頃であれば、岡町駅付近の高校だと予想出来ました。
岡町駅には高校がたくさんあります。
- 大阪府立桜塚高校
- 梅花高校
- 履正社高校
- 大商学園高校
- 豊中高校
- 刀根山高校
今回の男子高校生はこのどれかに通っていたのでしょうか。
阪急宝塚線岡町駅の路線図「急行電車は停車せず通過予定だった」
今回人身事故が起きたのは、阪急宝塚本線の岡町駅です。
岡町駅は急行や特急は停車せず、普通や準急のみ停車します。
そのため、今回の急行電車は岡町駅に停車せずそのまま通過する予定でした。
事故当時かなりのスピードが出ていたと予想されます。
Twitterでも大きな反響があり、事故に遭遇した方もツイートされていました。
破損した電車の写真もアップされていました。
ガラスは割れ、フロント部分が大きく凹んでいるため大きな衝撃があったことは予想できます。
当然乗っていたお客様は全員降車することになりました。
乗り換えをするにも付近にJRなど他の線路がないため、乗り換えはかなり大変です。
復旧待ちされたのでしょうか。
遅刻は必須だったかもしれません。
割れているのがホーム側のガラスではなく、ホームから遠い方のガラスが割れていることから、男子高校生は走って飛び込んだのでしょうか。
阪急宝塚線の過去の人身事故「JRで多発していた」
今回人身事故が発生したのは、阪急宝塚線岡町駅でした。
阪急宝塚線の過去の事故について調べてみました。
今年は3月31日に同じ阪急宝塚線蛍池駅で1件発生していました。
過去を振り返ると阪急宝塚線で2010年以降52件もの人身事故が発生していました。
- 蛍池駅で人身事故(2022年3月31日23時27分ごろ)
- 蛍池駅~石橋阪大前駅で人身事故(2021年6月14日11時19分ごろ)
- 岡町駅で男性が急行電車にひかれる(2020年2月17日14時4分ごろ)
- 庄内駅~服部天神駅間で50歳の男性会社員(2019年10月16日午後5時ごろ)
- 雲雀丘花屋敷~山本間で男性がはねられる(2019年4月28日20時17分ごろ)
- 蛍池~豊中間の踏切付近で高齢男性がはねられる(2018年10月12日午前5時25分ごろ)
時間帯や季節、被害者の年齢などには特に共通点は見られませんでした。
唯一挙げられるのは、蛍池駅近辺が少し多いというところでしょうか。
阪急宝塚線のみならず、JR宝塚線でも多数人身事故が発生していました。
阪急宝塚線には、川西能勢口駅があります。
そこから乗り換えると、JR川西池田駅につながります。
そのJR川西池田駅~中山寺間で過去に帰宅ラッシュ時に人身事故がありました。
通勤ラッシュや帰宅ラッシュでの人身事故は特に困りますよね。
暇な時間帯ではなく、このラッシュの時間帯に事故が起こるのは偶然なのでしょうか。
過去のJR宝塚線の過去事故をまとめているデータがありました。
すると先月の10月11日にもJR宝塚線で50歳の女性がはねられ死亡していました。
過去に59件も発生しているようで、直近半年でもかなりの件数発生していました。
円安による経済的な不安から自殺方法として人身事故が選択されるのでしょうか。
阪急宝塚線よりJR宝塚線で人身事故が多数発生しているのはなぜでしょうか。
気になり調べてみました。
すると「JRは親孝行、私鉄は親不孝」という情報がありました。
噂や都市伝説レベルの話だそうですが、JRは無料で私鉄は非常に高額だそうです。
確かに今回の2万5千人に対する乗り換えの電車代や破損した電車の修理費用など考えると莫大な費用がかかることは想像出来ます。
無料というのは電鉄会社への被害が甚大なものとなりますが、家族が払える支払い能力的にも難しいところがあるので実際は請求しても支払えずに泣き寝入りというところでしょうか。
この電鉄会社の人身事故に対する支払い問題には様々な説があるようです。
地域によっても違いがある可能性もあり、ある地域の阪急電鉄ではむしろ弔慰金さえ出るという会社があるという情報すらあります。
これらの情報を今回の男子高校生は調べた上で人身事故の場所を選んでいたのでしょうか。
ある方のツイートによると、今年の人身事故は800件を超えたそうです。
そして今日だけでも全国で人身事故が12時10分までに4件も発生していました。
直近の高校生が電車にはねられる人身事故は、9月29日に埼玉県の東部越生線で普通電車に県立高校生に通う15歳の女子高校生がはねられました。
追記:阪急宝塚線岡町駅での人身事故があった翌日の11月13日にも東京で10代の少女が亡くなる人身事故が発生しました。
JR中央線の国分寺駅で、電車が駅に入ってきた際に線路に飛び込んだそうです。
電車が来るまではホームで電車待ちをしていたのでしょうか。
突然の行動だったため、周りも止めることは出来なかったのでしょうね。
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