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パワハラの消防士の名前は?「余罪が隠蔽されていた可能性も」愛媛県今治市

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愛媛県今治市の消防署に勤務する消防士2人が、パワハラをしていたことが明らかになりました。
消防士2人の顔画像や名前について調査しました。

今治市消防本部の福田吉三郎消防長によると50代の消防司令でパワハラ相談員でした。
救急用のチューブを部下の鼻からのどまで挿入するなどひどい行為でしたが、停職の懲戒処分のみでした。

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パワハラの消防士の名前は?「パワハラの相談員だった」

愛媛県今治市の消防士2名によるパワハラが報じられました。
消防士2名の詳細はこちらです。

  • 消防司令:50代、先月まで職場のパワハラ相談員だった
  • 消防司令補:40代

パワハラ相談員が相談を受けて被害者の味方をするどころか、むしろパワハラの加害者になっていたというのはひどい話ですよね。

パワハラも隠蔽されていたのではないでしょうか。

  • 消防司令:停職1か月
  • 消防司令補:減給10分の1(6か月)

消防司令がいなくなるのはたった1か月で、1か月後には戻ってきます。
消防司令補に対しては停職ではなく減給なので、同じ職場に居続けるのでしょうか。

減給10分の1は、給料が10分の1になるわけではなく、減るのが10%です。
30万円であれば、3万円減るだけで27万円もらえます。
※ただ昇給や退職金に響くため、損失は減給6か月分以上の差が出ます。

この処分で被害者の気持ちには応えられていないような気もしますね。

宇治市のホームページに、去年の宇治消防本部のデータがありました。

  • 消防吏員数:213名(女性消防吏員3名:男性210名)
  • 火災出動回数:35件
  • 救急出動回数:7971件
  • 救助出動回数:123件

※消防士=消防吏員(しょうぼうりいん)

女性の消防士も3名だけですが、在籍しているようです。
女性に対してはパワハラ・セクハラはなかったのでしょうか。

パワハラの消防士の顔画像は?「退職者が続出していた」

パワハラを行っていた消防士2名の顔は明らかにされていませんでした。
しかし報道映像の中で、モザイク越しではありましたが、40代の消防司令補の顔画像は報じていました。

50代の消防司令は先月まで職場のパワハラ相談員だったとのことですが、退職者や求職者が相次いでいたという報道もあります。

このことから、パワハラを受けていたのは相当な人数に行っていたと予想されます。
別の複数の上司からパワハラを受けたという報告も上がっていることから、パワハラが常態化した職場だったといえます。

去年(2021年)のデータですが、今治市の消防職員の年齢分布が公開されていました。
消防士が最も多く、次いで消防士長・消防司令補・消防司令もかなり多いことがこのデータから分かります。

年齢別にみると、消防士は22歳~27歳が多いですね。
年功序列的に役職の分布も推移しています。

消防団員の勤続年数と年齢についても今治市と周辺についてもデータがまとめられていました。

追加情報が得られ次第、随時更新致します。

パワハラの消防士は愛媛県今治市で勤務していた「余罪も隠蔽されていたか」

消防署内でのパワハラがあったのは、愛媛県今治市です。
いじめの内容は非常に幼稚なものでした。

50代の消防司令が行ったとされるもの

  • 部下への暴力
  • 「お前の文書は小学生以下」と否定し、決裁書類を何度も突き返す

40代の消防司令補が行ったとされるもの

  • 救急用のチューブを部下の鼻から喉に挿入
  • 仮眠の時間に長時間、筋トレ(懸垂)やスマホゲームを強要

50代の消防司令によるパワハラは典型的なものですが、40代の消防司令補の行為は、市民にも迷惑をかかりかねない行為です。

救急用のチューブを鼻から挿入しているというのは、そのまま現場で利用されてるとしたら不衛生ですし、仮眠の時間を奪うことで部下の仕事能力も下がり、大事な救急現場でミスを誘発する可能性もあります。

追記:消防司令と消防司令補は、それぞれ否定するか「覚えていない」と供述しており、パワハラについては認めていないようです。(11月26日9時更新)

消防士のパワハラは他の消防署でも「ストレスの行先が部下へ」

今治市の消防士によるパワハラが今回ニュースとなりましたが、過去には別の消防署でのパワハラは複数ありました。

今治市の消防署のパワハラがあった、同じ11月に群馬県の富岡甘楽消防本部でも14人が処分されています。
職員12人を訓告や厳重注意、監督責任として消防庁ら2人が訓告となりました。

この消防本部では、2012年以降に消防職員が、ひき逃げや建造物侵入といった犯罪を犯したというニュースも連続して起きていました。

今年の6月には、東京の深川消防署の消防司令補が、殴ったり暴言を吐くといったパワハラで懲戒処分となりました。

この消防司令補は、被害者に対して「パワハラを職場に報告しない」という文書を作り署名させていて、パワハラを隠蔽しようとしていたことも明らかになっています。

今治市消防本部以外の公務員の不祥事「今年は二重投票のみだった」

今治市のホームページを見てみると、今治市消防本部以外にも不祥事があったことを明らかにされていました。

今年、令和4年(2022年)の不祥事の処分に関しては全て8月10日の処分となっていました。
今年の不祥事は全て「選挙の二重投票」で同じ内容で戒告処分となっていました。

7月6日と10日にそれぞれ二重投票があり、それに対する当事者と監督者の処分で実質2件のみで、消防本部のパワハラなどの不祥事は今治市の市役所内では今年確認されていないようです。

ただ去年の不祥事を見ると、他にもありました。

  • 安全確認不十分で歩行者を死亡させた人身事故
  • 警察が今治市に依頼した調査情報を知人に漏らした
  • 37kmのスピード違反
  • 下水料金の賦課徴収漏れを放置
  • 交通違反の届出をしなかった、その後人身事故
  • 規定されている税額と異なる税額で賦課徴収し、過徴収

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