波汐国芳(なみしおくによし)さんは、福島市北沢又に住む無職の97歳です。
福島市南矢野目の市道で歩道を歩いていた、福島市八島田に住む調理師の川村ひとみさんをはねた運転手でした。
川村ひとみさんはその後死亡が確認されました。
この事件に対するTwitterや掲示板のネットの反応についてもまとめています。
波汐国芳さんが現行犯逮捕ではなく、任意聴取だったことには疑問の声があがっています。
波汐国芳の顔画像は?「同姓同名で同い年の元作家を発見」福島市北沢又
波汐国芳容疑者が運転していて事故が発生「川村ひとみさんが死亡」
波汐国芳さんが運転していた車が、福島市南矢野目の市道で歩道を歩いていた福島市八島田の調理師の川村ひとみさんをはねました。
川村ひとみさんはその後死亡が確認されました。
事故現場はスーパーマーケットなどがある商業施設の入り口付近でした。
見通しの良い場所で、事故が多発するような場所ではないようですが、何が原因だったのでしょうか。
波汐国芳さんの車は数十メートル歩道を走行した後に川村さんをはねて、さらに車道で信号待ちをしていた車3台に衝突し、このうち2台に乗っていた女性計4人が軽傷となりました。
波汐国芳さんは頭を打ち、軽傷を負いました。
波汐国芳さんの運転していた車にブレーキ痕はなかったとのことです。
追記:波汐国芳容疑者は過失運転致死で逮捕されました。
自宅の方向に向かって走っていたことから、自宅に帰る途中だったと見られていましたが、波汐国芳容疑者本人からも「外出先から戻る途中だった」という供述がありました。
川村ひとみさんが亡くなった事故現場には、花束が添えられていました。
元交通捜査官の方によると、事故の原因は映像を見る限り「アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性がある」とのことでした。
ブレーキ痕が現場にはありませんでしたが、反射的にアクセルの踏み間違えに気付かず、ブレーキを踏んでると思いこんだまま、さらに踏み込んでしまって加速してしまうようです。
アクセルとブレーキの踏み間違えが多い原因としては「高齢者特有のがに股」が関係しているのではないかと専門家は指摘していました。
近所に住んでいて波汐国芳容疑者を知る方は「車庫入れを苦労しながら、何度も切り返してやっていて、危なかった」と語っていました。車を数か月前に買い替えたばかりで、車幅が変わって車の感覚も変わって大変だったかもしれません。
波汐国芳は福島市北沢又在住「97歳だった」
波汐国芳(なみはたくによし)さんは福島市北沢又に住む無職の97歳です。
福島市北沢又は住宅街で団地が密集していました。
追記:自宅が報道されました。二階建ての家で玄関回りや庭は掃除が行き届いていたようです。弟子の方がよく訪れていたようなので、掃除をしてくれていたのでしょうか。(11月20日17時半更新)
近くに店がなくある程度移動する必要がありますが、97歳が車を使わずに徒歩で数キロ歩くのは困難です。
駅まで少し距離があり、北沢又にバス停もありますが30分おきの運行で車がないと少し不便かもしれません。
ショッピングモールのイオン福島までは車だと10分以内の7分で行ける距離です。
しかし徒歩だと片道37分(2.6km)かかり、波汐国芳さんのような高齢の97歳だと片道1時間ほどかかるかもしれません。
2.6km歩くのは若者でも大変ですが、97歳となると体力的に困難です。
北沢又から最寄り駅の笹谷駅は車で4分で徒歩13分(900m)です。
1㎞弱ですが、97歳では少し難しそうです。
追記:波汐国芳容疑者の詳しい住所が「北沢又樋越北」だと報道されました。イオン福島店は車で4分(約1km)ですが、NHKでのインタビューでは波汐国芳容疑者を知る人物が「歩行も困難な状態だった」という情報があり、1km歩くのも大変だったと思われます。ただその状態で運転するのも危険ですよね。
波汐国芳容疑者の自宅から最寄りのバス停までは徒歩6分(約650m)だと報じられました。
今回の波汐国芳さんによる事故はネットでも話題になっていました。
波汐国芳さんが運転していた車は大破していました。
波汐国芳さんと同じ97歳の芸能人は4名いました。
- 佐野浅夫
- 中島元
- 益田愛子
- 笑福亭松之助
波汐国芳に対するTwitterの意見「車か運転手どちらが原因の事故だったのか」
波汐国芳さんの今回の事件に対するTwitterや掲示板のネットの反応についてもまとめました。
波汐国芳さんは97歳でしたが、高齢者による事故で女性の命が失われる結果となりました。
ブレーキ痕が現場になかったとのことでしたが、これは車の性能だったのか、判断能力だったのか現場検証が気になる所ですね。
掲示板でも今回の波汐国芳さんの事故に対して話題になっていました。
「18歳にならないと免許が取れなくて、能力が落ちた97歳が運転できる」というコメントがありました。
波汐国芳さんのように97歳になると反射能力や判断力などが若い世代と比べると低下しています。
長年運転してきたということから、自分は事故を起こさないという気持ちを持つ運転手もいますが、そういった慢心は危険です。
75歳以上の運転免許の更新では、認知機能検査と高齢者講習を実施するようになっています。
運転技能検査については、75歳以上で過去3年間に信号無視など違反歴がある方が対象になります。
ただし75歳以上の全員が対象にあるわけではなく違反歴がなかったり、二輪・原付などの場合は受験する必要がないようです。
運転技能検査の対象となる違反の対象は11種類あります。
波汐国芳さんはこれまで違反などはなかったのでしょうか。
波汐国芳さんは福島市在住ですが、地方では車を運転するしかなく、免許返納しづらいんだろうと同情する意見もありました。
福島市北沢又のバスは30分おきと少なく、イオンまで数キロ歩いていくのは97歳には大変です。
そしてタクシー料金も高く、年金だけでは毎回買い物のためだけに使うのは難しいでしょう。
家族の協力があれば良いですが、なかなかスケジュールが合う時ばかりではないと思います。
そういった事情から、今回のように自分で車を運転せざるを得なかったのかもしれません。
追記:読者の方から福島市の高齢者支援情報を頂きました。
福島市は高齢者の積極的な社会参加支援と公共交通の利用促進を図るため、75歳以上のかた(市民と広域避難者)を対象に、高齢者無料乗車証「ももりんシルバーパスポート」を交付して、市内路線バスと福島交通飯坂線の運賃無料化を実施しています。
運転免許証を自主返納した65歳以上の方が、福島県タクシー協会加盟のタクシーを利用する場合、運転経歴証明書を提示すると乗車料金が1割引になります。
追記:波汐國芳容疑者は2020年に免許更新をしていたようですが、親族は免許返納を検討していて、近くのタクシー会社に相談していたという追加情報がありました。
近所に住む方は「イオンがあるけど、車無いと生きていけない」とツイートされていました。
自動車ジャーナリストの桃田健史さんも今回の事件に対してコメントされていました。
免許の自主返納ですが、今回のような地方部ではあまり進んでいないというのが現実のようです。
限定免許の限定条件を時間・地域・家族が同乗するなどさらなる変革が必要なのかもしれません。
高齢者が自動車を運転することに対しての政府の対応にも疑問の声が挙がっていました。
免許返納のシステムもありますが、運転することも選べるのが現代の政府の対応です。
しかしこうした事故が発生するリスクはやはり判断力や注意力の観点から見ると、高齢者の方が危険だと判断出来ます。
波汐国芳さんは現行犯逮捕ではなく、任意での事情聴取だと報道されています。
しかしその対応には疑問の声が挙がっています。
現役世代が同様の内容で事故を起こせば、任意の事情聴取ではなく現行犯逮捕となります。
この違いには納得がいかない人も少なくありませんでした。
「真っすぐ歩けないのに免許更新できていた」と免許更新出来ていたことに対しても疑問だというコメントがありました。
コメント
住所ですが、毎日新聞によると「北沢又樋越北」なので福島イオンまで1㎞あるかないか?くらいではないでしょうか?
この町は横長にあるので北沢又で検索すると福島イオンが遠く思われるかも?しれません。
NHKニュースによるとこの人物を知っている方は歩くのも大変だった様子とインタビューに答えていたので、そもそも車の運転は危なかったのでは?と思いました。
福島市は高齢者の積極的な社会参加支援と公共交通の利用促進を図るため、75歳以上のかた(市民と広域避難者)を対象に、高齢者無料乗車証「ももりんシルバーパスポート」を交付して、市内路線バスと福島交通飯坂線の運賃無料化を実施しています。
運転免許証を自主返納した65歳以上の方が、福島県タクシー協会加盟のタクシーを利用する場合、運転経歴証明書を提示すると乗車料金が1割引になります
なぜ?これらを利用しなかったのか?残念です。