本山漆器店の娘が丸山希美さんだった「愛情をもって大切に育てていた」木曽平沢

丸山希美さんは、本山漆器店の娘だと判明しました。
長野県木曽平沢にある本山漆器店の社長や工場体験について紹介します。

長野だけでなく仙台や九州など幅広く展開していて、職人が一つ一つ手作りでトータルコーディネートしています。
笑亀酒造の丸山大輔容疑者に丸山希美さんは殺害される殺人事件が去年起きていました。

追記：丸山大輔被告が逮捕後も長野県議会の議員報酬として、月81万3千円と期末手当197万円余を受け取っていたと報じられました。

本山漆器店の娘が丸山希美さんだった「笑亀酒造の役員をしていて殺害された」

丸山希美さんは本山漆器店の娘でした。
丸山希美さんは笑亀酒造の元会社役員であり、旦那の丸山大輔容疑者に殺害される殺人事件により、命を失いました。

本山漆器店も70年以上の歴史があり全国展開もしている漆器店ですが、笑亀酒造も100年以上の歴史ある酒造です。

そんな歴史ある家で育った二人がまさか殺人事件の容疑者と被害者になるとは、誰も予想出来なかったでしょう。

本山漆器店のインスタグラムを見ると「木曽漆器の伝統を未来へつなげるとともに、新しい伝統を創り出す」とありました。
伝統を守りつつも、新しさを求める革新的な試みもしていました。

その試みもあって、全国展開に成功したのでしょうか。
そして娘である丸山希美さんの未来を奪った丸山大輔容疑者に対して、丸山希美さんの家族はどのような思いなのでしょうか。

本山漆器店は、長野県木曽平沢にある漆器店です。

本山漆器店のこだわりは、400余年の伝統を持つ木曽漆器のみならず、和家具・和食器（陶器・鉄器・ガラス器など）といったトータルコーディネートをしています。

修理や修復もしていて、長年愛着を持って使っていた漆器も修理することで長く使うことが出来ます。
思い出の品が長く使えるのは嬉しいですね。

そして品質にもこだわっていて、職人が手作りで作っています。
手間がかかり職人さんは大変でコストも高くなるんじゃないかとも思いますが、その反面手作りだと人の温かみがあり、愛着が出ますよね。

丸山希美さんも丁寧に、大事に愛情をもって育てられたのではないでしょうか。

株式会社本山漆器店は、昭和24年6月16日設立となっています。
そして本山漆器店の社長は本山俊之さんです。

代表取締役の名前が会社の名前にもなっていて、本山俊之さんが丸山希美さんの父親だったのでしょうか。
木曽漆器工業協同組合の理事ということで、本山俊之さんは木曽漆器の業界の中でも偉い方だと分かります。

昭和24年は1949年なので、73年前になります。

本山俊之さんが1代目で73年ということはさすがになさそう（20歳で丸山希美さんを産んでいたら93歳の父親になる）ですが、おじいちゃん位の代から引き継いだ4代目か5代目だと考えられそうですね。

10年以上続いているだけでもすごいと思いますが、73年となると立派な商品と営業の商才も必要になってきます。

本山俊之さんは、平成30年に市長表彰もされています。
産業功労ということで、塩尻商工会議所の常議員と副会頭を歴任し、商工会議所の運営に尽力したのが評価されていました。

平成30年11月3日時点で、75歳でした。

漆器のみであれば、それだけで会社を大きくするのは難しいかもしれませんが、トータルコーディネートで他にも商品があり、トータルであれば売上も大きくなり、確かに支店展開が可能になりそうですね。

本山漆器店は本社は長野県塩尻市木曽平沢ですが、全国に支店があります。

従業員は35名と少数精鋭です。
35名で5事業所となると、1事業所辺り7名だけで運営していることになります。

一人一人の職人さんがそれだけ優秀なのでしょうか。
※事業所（長野の本社、九州、東京、仙台、札幌）、ショールーム（長野の本社、九州）

そして35名と少数ながらも事業内容は多岐に展開されています。

長野県の公式観光サイトを見てみると、本山漆器店の見学と体験情報の記載がありました。
木造建築の見学も魅力的ですが、実際に職人さんが木曽漆器を作る仕事現場が見学出来るというのは貴重ですね。

見学だけでなく、木曽堆朱塗（きそついしゅぬり）の研ぎ出し体験も出来るそうです。

「ら・し・くディナーセット月影第52回全国漆器展（一社）生活用品振興センター理事長賞」を受賞するなど賞も受賞しています。
そんな匠の技を見学出来、職人さんから教えてもらえるというのは贅沢な体験です。